食育
食育コーディネーター大村直己先生に学ぶ
「日本には、食べ物への感謝の気持ちを表す素敵な言葉が二つある」と言っています。
ひとつは「いただきます」の言葉であり、
これは「私の命のために、生き物の命をいただきます」の意味からきた言葉だと教えておられます。
もう一つは「ご馳走様」の言葉です。
「馳」「走」ともに、「はしる」の意味をもっており、走り回って獲物を獲り、客人をもてなすという命がけの働きに対して、深い感謝の気持ちを表したものだと教えておられます。
昔の人は、手に入れた食べ物は何でも大切にし、みんなで分け合って食べました。そして用意する大人も、それを手伝う子供たちも、「食」を通して「生命」を実感していたと語っています。
ところが飽食の昨今では、当たり前のようにたくさんの食べ残しが増えています。
給食などの食べ残しをリサイクルするという動きもありますが、まず大切なのは、残さずに食べることだと強調しておられます。
大自然の恵みに感謝し、残さず、おいしく、食事をいただく良い習慣を身に付けたいものです。
食物に感謝しましょう
| 固定リンク
« 伊南大会優勝に学ぶ | トップページ | 修証一等 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント