第19回福島県小学生剣道選手権大会
平成22年11月3日(水)文化の日、郡山市西部体育館において開催された
「第19回福島県小学生剣道選手権大会」
に参加してきました。
この大会は県内各支部の予選を勝ち抜いた小学5,6年生が男女別の4部門でそれぞれ今年の県チャンピオンを決める大会です。
今年は県大会の上位進出をねらい双葉郡の代表選手8名(富剣3名)が合同稽古を行いました。
また、試合当日のアップも富剣の啓憲先生、亮輔先生、卓司、広野の根本先生が防具を付け、浪江の吉野先生、葛尾の松本先生が見守る中一緒に稽古を行いました。
試合結果
小学5年男子の部
原 慧士郎
今回は、先週祖父が他界し1週間稽古ができずに試合に臨みました。不断稽古をほとんど休まない慧士郎にとってとっても不安だったみたいです。
1回戦 コ ― 馬場(南会津)
稽古不足&初戦ということもありバタバタした試合になってしまい、とにかく落ち着いて試合をするように卓司監督からアドバイスがありましたが、不安な表情…
2回戦 コメ― 池田(東白川)
1試合が終わって少し落ち着いたのか相手が見れてました。試合立ち上がりに2本をとり快勝!
3回戦 延コ― 澤村(郡山)
慧士郎が苦手な剣風でしたが、焦ることなく延長で出小手を決め勝利!
4回戦 メコ― 根本(いわき)
このあたりから動きも良くなってきました。だいぶいつもの慧士郎に!
準決勝 コ ― 千葉(いわき)
大会で良く顔を合わせる中山道場の千葉君との対戦。とても動きの良い選手です。今のところ毎回ギリギリで負けてはいませんが、気を抜くとあぶない相手。ここでも落ち着いて出小手が決まり何とか勝利!決勝戦へ!!
決勝戦 延コ― 木村(いわき)
決勝の相手は汲深館の木村選手。この選手も動きのいい選手でした。お互いに決め手の無いまま延長が進みましたが、落ち着いて試合を進めていた慧士郎の出小手が決まり優勝することができました。
今回はなんとかギリギリの勝負をものにして優勝することができましたが、間合いの使い方、打ちの強さなどの課題もありました。来年の連覇に向けて頑張りましょう。
「おじいちゃんに優勝をプレゼントできて良かったね!おめでとう!!」by卓司
※ 今回、同支部の浪江から出場した浪江の吉野選手がみごと3位入賞を果たしました。監督できていたお父さんの吉野先生の方が緊張して試合を見ていました。
5年女子の部
富剣からは出場者無し
※同支部の代表で出場した葛尾の松本みう選手、松本七星選手は残念ながら初戦で負けてしまいました。
6年生男子の部
坂本 一真
昨年度のこの大会(5年生の部)で力を発揮できず、2回戦で負けていました。今回は県道連の個人優勝をはじめ、丹羽旗の個人優勝、伊南大会の個人優勝と今年度県レベルの大会では個人戦は負け無し!調子が良ければ今回も上位進出!と気合いを入れての出場!
1回戦 メメ― 鈴木(小野)
面の2振りで勝利!!自分から攻めて面が打てていました。調子がいい!…か?
2回戦 メメ―メ 星(本宮)
面を先制、相面で旗が割れ返されたものの落ち着いて、会場の先生方をうならせるすりあげ面が決まり勝利!
3回戦 延メ― 遠藤(郡山)
今回唯一の延長戦。引く相手との間合いがうまくつかめず苦戦しましたが、最後は面が決まり勝利!
4回戦 メメ― 大和田(いわき)
ここでも、調子の良い面がきまりベスト4進出!
準決勝 メ ― 新妻(いわき)
第1シード昨年のチャンピオンである梅ヶ香剣友会新妻選手との対戦。都道府県では一緒にチームを組んで戦った選手です。優勝候補筆頭との対戦でしたが、立ち上がり此処でも自分から攻めて真っ直ぐな面が決まりました。そのまま時間経過で勝利しました。
決勝戦 メ ― 佐藤(いわき)
決勝の相手は御厩剣友会の佐藤選手。第2シード昨年の大会準優勝の選手との対戦。この日の好調をあらわすような珍しく強気な部分が目立った試合でした。ここで決まったのも自分からの面!そのまま時間終了となり優勝することができました。
「久しぶりに強い一真が見れた!おめでとう!!」by卓司
大会出発時には昨年の大将、堅太先輩が一真の激励にきてくれました。「いい先輩に育っているなっ」と、指導者みんなで密かに喜びました。
※ 同支部から出場した広野の鈴木選手は、1回戦勝利しましたが、2回戦で梅ヶ香剣友会の會田選手に敗れてしまいました。
6年生女子の部
倉嶋 倫子
昨年度のこの大会のチャンピオン。2連覇をねらって(本人は相当のプレッシャーみたいでした。)の堂々第1シードので出場!!
1回戦 コメ― 金沢(本宮)
「えっ」とびっくりするぐらいガチガチ…
意外に強気な剣道をする倫子ですが、地に足が着いていない…
ふわふわ剣道…
何とか勝利はしたものの先行き不安一杯の試合内容でした…
2回戦 延メ― 草野(いわき)
下がり気味の相手に苦戦…
間合いがつかめていない様子…
小手を打った後に相手の面などあぶない場面も…
延長に入り相手を引き出しての面が決まり何とか勝利!大丈夫…
3回戦 メ ― 佐々木(相馬)
やっと倫子らしい面が見れたような…
見ていて監督の私も良くわからなくなってきました…
準決勝 メ ― 佐藤(須賀川)
何とかベスト4へ進出。本来の動きにはまだまだのような気もしましたが、ここでも面を決め決勝進出。
決勝戦 ココ― 渡辺(福島)
2連覇のプレッシャーのかかった決勝戦でしたが、一番落ち着いていたような…
出小手2本をきめ2連覇を達成しました。
「倫子お疲れ!おめでとう!!」by卓司
※ 同支部から出場した浪江、細田選手は1回戦勝利の後、2回戦で残念ながら負けてしまいました。
今回の大会は福島民報が主催しており、優勝者はインタビューされます。
みんな試合のときより緊張した表情でした。(笑)
試合後、勉先生より「3人の出場選手が全員優勝。100%優勝はすごいこと!よく頑張った。慢心することなく今後も稽古に励んで欲しい。低学年の選手も来年は自分が勝つんだという気持ちで今のうちから稽古にのぞんで欲しい。」とのお話がありました。
監督として決勝の場に3回も立つことができ、その上すべてで優勝することができたこと、選手の頑張りに感謝です。それぞれいろいろなプレッシャー(もちろん私からのプレッシャーも…笑)に打ち勝ち県チャンピオンに3名が輝いたことうれしい限りです。今後も大会が続きます。慢心することなく頑張りましょう。by卓司
最後になりましたが、一緒に出場した双葉支部の選手、監督、引率の皆さんお疲れ様でした。結果はそれぞれでしたが、同支部の代表として一緒に稽古を行い。応援しあって大会に臨めたこと大変うれしく思いました。また、機会があれば一緒に稽古して高めあっていきましょう!
大会結果
小学生5年生 男子の部 女子の部
優 勝 原 慧士郎(双葉) 渡辺 翠(船引)
準優勝 木村 滉一郎(いわき) 川井 あかり(いわき)
第3位 吉野 友章(双葉) 菅野 彩織(相馬)
千葉 洸哉(いわき) 八巻 佳那(相馬)
敢闘賞 渡辺 龍(郡山) 関根 永梨奈(石川)
鈴木 一匡(いわき) 村越 萌香(いわき)
根本 樹(いわき) 鈴木 莉那(白河)
伊藤 由侑(福島) 秋山 柚(福島)
小学生6年生 男子の部
優 勝 坂本 一真(双葉) 倉嶋 倫子(双葉)
準優勝 佐藤 悠晴(いわき) 渡辺 芽生(福島)
第3位 新妻 僚(いわき) 佐藤 綾音(須賀川)
渡辺 昂伸(いわき) 安藤 沙紀(本宮)
敢闘賞 野田 享正(郡山) 佐々木 美優(相馬)
大和田 優太(いわき) 小川 菜々子(相馬)
渡辺 塁(福島) 大竹 瑞季(喜多方)
會田 聖生(いわき) 菊地 望月(いわき)
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コメント
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おめでとさん。
投稿: 福島 | 2013年7月24日 (水) 15時46分