第5回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会
平成22年9月19日(日)大阪府舞洲アリーナで開催された、
『第5回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会』
に福島県代表として参加してきました。
今回の大会は富剣としてではなく福島県選抜チームの一員としての参加です。強化合宿等を行いチームの和を強化し少しでも上位に行くこと目標に参加してきました。
参加者
監 督:小林卓司 (富岡町少年剣道団)
コーチ:坂本隆広 (富岡町少年剣道団)
先 鋒:原慧士郎 (富岡町少年剣道団)
次 鋒:會田聖生 (梅ヶ香剣友会)
中 堅:坂本一真 (富岡町少年剣道団)
副 将:倉嶋倫子 (富岡町少年剣道団)
大 将:新妻僚 (梅ヶ香剣友会)
今年5回目を迎えるこの大会ですが、毎年各都道府県の力の入れ方が変わってきてまして、参加するたびにレベルが上がってきているように感じられます。
その反面あまり熱心ではない県との差が広がっているようにも感じられました。
胴着、袴、胴がそろっている県をはじめ、胴だけそろっている県が増えているのが目立ちました。
やはり見た目も大事というか、チームで胴がそろっていると強そうに見える…
富剣でもチーム胴を使用していますが、指導者がレギュラー目指し団員が自ら努力して欲しい。おそろいの胴をつけることで心を一つにして頑張って欲しい。レギュラーには自覚を持って稽古、試合に取り組んで欲しい。などなど考えて、2年がかりで小学生・中学生のチーム胴をお金を出し合って揃えました。
話はそれてしまいましたが、選手構成もほとんどの県が選抜チームでした。
開会式には橋下大阪府知事が来賓として参加し、選手に向けて「皆さんは立派!小学生、中学生の時期に此処まで努力ができることはすばらしい。どれだけの努力が必要かは、僕にも少しだけ分かる。大人になって必要なのはあいさつと我慢それができている。お願いしたいことは、お父さんお母さんを超えて欲しい。そうすることで日本は成長していける。もう一つは、日本を代表する武道を行っているみんなに、この中から日本を代表する選手が出てくるかもしれないみんなに、国歌をもっと大きな声で歌って欲しかった。」とあいさつがありました。
試合結果
予選リーグ
第一試合
福島県チーム ― 兵庫県チーム
原 × 國分
攻めていました。惜しい場面が何度かありましたが決めきれず引き分け
會田 コ ―メド 大竹野
立ち上がり先制するも、2本返されてしまいました。残念
坂本 × 森川
両者攻めきれず引き分け
倉嶋 メコ― 岡本
落ち着いて勝負し2本勝ち本数で逆転
新妻 × 高山
相手の動きが良くあぶない場面もありましたが引き分けチームを勝利へ
第2試合
福島県チーム ― 香川県チーム
原 ×メド 三木
動きの良い相手。自分の剣道ができず2本負け
會田 ド ― 大阪
動きの中で相手をよく見て返し胴を決め勝利
坂本 × 奥村
途中惜しい面に審判の旗が1本あがる場面もありましたが、引き分け
倉嶋 メ ― 中川
相手をよく見て落ち着いた試合運び1本勝ちで逆転に成功
新妻 × コ 寒川
面に乗ったと思われましたが合わせて打った相手の小手に旗があがり残念ながら逆転負け
結果予選リーグ1勝1敗で突破はなりませんでした。
リーグ戦の結果を見ても3チームほとんど差がありません。1本が勝敗を分けた内容で
した。どのチームも一緒ですが、あそこの1本が決まっていれば、あそこで1本取られな
ければといった悔しい内容でした。選手は精一杯頑張ったと思います。リーグ戦を突破し
た香川県チームは結局3位に入賞しました。全国の強豪と互角に試合ができたことは選手
にとって今後の剣道人生の中で貴重な経験となったと思います。
今後は、それぞれの道場で努力をして。お互いに高め合っていける存在になれればうれし
いと思います。
大会結果
小学生の部 中学生の部
優 勝 京都府 長崎県
準優勝 大阪府A 福岡県
第3位 香川県 和歌山県 茨城県 和歌山県
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コメント
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全国大会ではとてもいい試合をさせていただきました。
機会があれば是非竹刀をまた交えたいものですね。
投稿: 兵庫 太子丹生会 岡本 | 2011年1月11日 (火) 13時53分
太子丹生会 岡本様 書き込みありがとうございます。
大阪では大変お世話になりました。
なかなか西日本の道場との対戦機会はありませんが、
レベルの高い西日本の道場との対戦はいつも勉強になります。
こちらこそ機会がありましたらよろしくお願いいたします。
投稿: 富剣 小林 | 2011年1月12日 (水) 23時42分