第31回武陽旗関東少年剣道大会
2月26日(土)埼玉県飯能市にある駿河台大学体育館で開催された、昭島中央剣友会(東京)主催の
「第31回武陽旗関東少年剣道大会」に参加してきました。
今回初めてお誘いをいただき、前々から出てみたい大会であったこともあり2チームお願いして初参加となりました。
富岡を4時に出発しひたすら常磐道、外環、関越道と乗り継ぎ目的地へ、
(関越で川越まで行く予定でしたが、渋滞情報があり所沢でおりました。)
思ったよりは早く4時間ちょっとの道のりでした。
(4時間ちょっとが早くでは無いかもしれませんが…)おそらく富剣の日帰り遠征では一番遠いかもしれません。
会場に着き、会場の壁に掲示されていた組み合わせを啓憲先生とながめていると、名のある強豪道場がたくさん出場しており、覚悟はしておりましたが1つでも勝って帰りたいな~…と、正直思ってしまいました。
しかも直心館は2回戦で、超強豪の東松館(東京:昨年優勝)との対戦予定で…「なんとしても1回戦は勝って東松館と対戦したい」と気合いが入りました。
出場選手は(先鋒、次鋒、中堅:小学生、副将、大将:中学生)
富岡町少年剣道団
監督:佐藤啓憲 補員:後藤洸亮 高木真由
先鋒:坂本一真
次鋒:渡辺菜緒
中堅:堀川堅太
副将:原聡太郎
大将:佐藤智康
直心館道場
監督:小林卓司 補員:高木将吾(発熱のため欠席) 猪狩亜季
先鋒:原慧士郎
次鋒:倉嶋倫子
中堅:佐藤愛実
副将:佐藤大希
大将:佐藤颯太郎
第1試合は、直心館は開会式後の2試合目に北沢警察署少年剣道部(東京)、
富剣が2時間以上待って13試合で清風館小塚道場(東京)との対戦でした。
どちらのチームも動きが良く目標の1回戦はなんとか5-0で突破することができました。
続く2回戦:直心館は予定通り東松館(東京)との対戦…
先鋒:慧士郎 -メメ 中嶋
4年生の慧士郎に、「気持ちで負けないように思い切り勝負してこい」と監督からアドバイス!!4年生で負けて元々イケイケの試合をいつもしてくれる慧士郎に特攻隊長の役割を期待しましたが、ビビリ負け…試合後慧士郎に話を聞くと珍しく、「少しビビった…」と弱気の発言をしていました。
次鋒:倫子 メ - 吉村(東京チャンピオン)
「技の決めをしっかりやること、中途半端にならないこと」と監督からアドバイス!!序盤から身贔屓かもしれませんが優勢に試合を運び、相手が出てきたところに抜き面が炸裂!!そのまま時間切れとなり勝利しました。
中堅:愛実 × 野稲(全国大会3位)
愛実にも「気持ちで負けるな、じっくり見て集中して得意なところで勝負してこい」と監督からアドバイス!
相手のきつい攻めに態勢を崩され、あぶない場面もありましたが集中力を保ち粘って引き分け!
副将:大希 ×ココ 小林
小学生がなんとか1勝1敗1分けの本数は不利なものの中学生に頑張って繋いでくれました。中学生にも「気持ちで負けるな」とアドバイス!!しかし…1年生の小柄な大希と比べると相手は3年生で、大人と子供がやっているような試合となりました。さすがに強気の大希も後でこっそり聞くと「ビビった…」と言ってました。残念ながらこの2本負けで敗戦が決定してしまいました。
大将:颯太郎 メ-コメ 長谷川
勝負が決まっていたので、「自分の剣道がどこまでできるか、気合いを入れて思い切り勝負してこい」と監督よりアドバイスがありました。序盤、出小手をくらってしまいましたが、鍔迫り合いからの離れ際に思い切り打った颯太郎の面が見事に決まり面あり、最後はものすごい面をもらって負けてしまいましたが、1本取れたことは自信になったと思います。
富剣チームは2回戦も厳心館(茨城)に小学生の活躍で勝ちましたが、中学生が二人そろってあっと言う間に負け…乗り切れません。
試合後、不甲斐ない試合内容の中学生に監督の啓憲先生から闘魂注入が!
3回戦は忍野剣心会(山梨)との対戦、ここでも小学生が3勝し勝負が決まった後、闘魂注入の後の中学生の試合に期待したのですがまだ、今ひとつ乗り切れません。
絶対に中学生勝負になってくる今後の試合に不安が残ります。
4回戦は神奈川の強豪、光武館との対戦。先鋒は動きよく2本取って勝利したものの、次鋒1本負け、中堅、副将引き分けで、勝たなくてはいけない大将戦に…、
終盤までよいところ無くあきらめかけた終了間際に相手が打って出たところに、タイミング良く小手がきまり大逆転勝利!!
監督もほぼあきらめていた…と後で言っていました。
5回戦はコート決勝となり、結城尚武館との対戦。
先鋒 一真 ―メ 牧野
お互いに動きが良く責め合いましたが、一回だけ止まってしまった一真の一瞬の隙を牧野選手が見逃さず面を決め1本負け
次鋒 菜緒 - 市川
お互いに攻めきれず引き分け
中堅 堅太 -メ 海宝
強気で勝負と監督からの激励がありましたが、相手の方が攻め勝ち出遅れ気味になったところに面を決められ一本負け
副将 聡太郎 コ-ココ 小林
ここが踏ん張りどころでしたが、踏ん張りきれず…小林選手(女性)に見事な出小手を2本決められチームの負けが決定しました。
大将 智康 メ-メメ 宮本
立ち上がりの初太刀に、思い切り飛び込んだ面が見事に決まり1本先取するも、その後は相手に攻めまくられ
2本返されて負けてしまいました。
残念ながら、コート決勝ベスト16で負けてしまいました。しかし、この強豪道場揃いで全国大会の上位に進出した経験のある選手が多数出場する大会での、初出場ベスト16(努力賞)は立派だと思います。
今回の大会では、強豪道場の試合を見てみんな大変良い勉強をすることができました。
特に中学生は自分たちとの差がはっきりわかったこと思います。
指導者も課題がたくさん見つけることができました。
強豪道場の仲間入りできるようまた、力を合わせて頑張って稽古に励みましょう!!
また、6月に行われた境大会の低学年の部決勝で対戦した東京の強豪道場の萌木剣道教室の根本善士将先生との出会いがありました。
今回は直接の対戦はありませんでしたが、この出会いを大切にさせていただき仲良くお付き合いさせていただきたいと思います。
子供の指導のことなどを楽しくお話しさせていただきありがとうございました。機会がありましたら是非胸をお借りしたと思います。
今後もよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の大会の運営に当たられた昭島中央剣友会の皆様、大変お世話になりました。
また、今回は田舎の小さな道場である富剣をお誘いいただきありがとうございました。
是非来年もお誘いいただければ光栄に思います。
よろしくお願いいたします。
大会結果速報
優勝 東松舘剣道部スポーツ少年団
準優勝 東松舘道場
第三位 昭島中央剣友会E 千束剣友会
敢闘賞 萌木剣道教室 総和剣道クラブ 結城尚武館 昭島中央剣友会A
努力賞 荏原警察署少年剣道部 金龍舘道場 静岡尚道館 境剣友会 柏武道館 富岡町少年剣道団 正栄館磯部道場 鬼倉道場
東京118 埼玉24 神奈川17 山梨15 茨城27 群馬8 千葉14 長野16 栃木5 静岡7 福島5 合計256チーム参加の盛大な大会でした。
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