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2010年2月

2010年2月27日 (土)

第31回武陽旗関東少年剣道大会

2月26日(土)埼玉県飯能市にある駿河台大学体育館で開催された、昭島中央剣友会(東京)主催の
「第31回武陽旗関東少年剣道大会」に参加してきました。
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今回初めてお誘いをいただき、前々から出てみたい大会であったこともあり2チームお願いして初参加となりました。

富岡を4時に出発しひたすら常磐道、外環、関越道と乗り継ぎ目的地へ、
(関越で川越まで行く予定でしたが、渋滞情報があり所沢でおりました。)
思ったよりは早く4時間ちょっとの道のりでした。
(4時間ちょっとが早くでは無いかもしれませんが…)おそらく富剣の日帰り遠征では一番遠いかもしれません。

会場に着き、会場の壁に掲示されていた組み合わせを啓憲先生とながめていると、名のある強豪道場がたくさん出場しており、覚悟はしておりましたが1つでも勝って帰りたいな~…と、正直思ってしまいました。

しかも直心館は2回戦で、超強豪の東松館(東京:昨年優勝)との対戦予定で…「なんとしても1回戦は勝って東松館と対戦したい」と気合いが入りました。

出場選手は(先鋒、次鋒、中堅:小学生、副将、大将:中学生)

 富岡町少年剣道団
 監督:佐藤啓憲 補員:後藤洸亮 高木真由
先鋒:坂本一真 
次鋒:渡辺菜緒 
中堅:堀川堅太 
副将:原聡太郎 
大将:佐藤智康
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直心館道場
監督:小林卓司 補員:高木将吾(発熱のため欠席) 猪狩亜季
先鋒:原慧士郎 
次鋒:倉嶋倫子 
中堅:佐藤愛実 
副将:佐藤大希 
大将:佐藤颯太郎
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 第1試合は、直心館は開会式後の2試合目に北沢警察署少年剣道部(東京)、
富剣が2時間以上待って13試合で清風館小塚道場(東京)との対戦でした。
どちらのチームも動きが良く目標の1回戦はなんとか5-0で突破することができました。

 続く2回戦:直心館は予定通り東松館(東京)との対戦…
 先鋒:慧士郎   -メメ 中嶋 
 4年生の慧士郎に、「気持ちで負けないように思い切り勝負してこい」と監督からアドバイス!!4年生で負けて元々イケイケの試合をいつもしてくれる慧士郎に特攻隊長の役割を期待しましたが、ビビリ負け…試合後慧士郎に話を聞くと珍しく、「少しビビった…」と弱気の発言をしていました。

 次鋒:倫子 メ -   吉村(東京チャンピオン)
 「技の決めをしっかりやること、中途半端にならないこと」と監督からアドバイス!!序盤から身贔屓かもしれませんが優勢に試合を運び、相手が出てきたところに抜き面が炸裂!!そのまま時間切れとなり勝利しました。

 中堅:愛実   ×   野稲(全国大会3位)
 愛実にも「気持ちで負けるな、じっくり見て集中して得意なところで勝負してこい」と監督からアドバイス!
相手のきつい攻めに態勢を崩され、あぶない場面もありましたが集中力を保ち粘って引き分け!

 副将:大希   ×ココ 小林
 小学生がなんとか1勝1敗1分けの本数は不利なものの中学生に頑張って繋いでくれました。中学生にも「気持ちで負けるな」とアドバイス!!しかし…1年生の小柄な大希と比べると相手は3年生で、大人と子供がやっているような試合となりました。さすがに強気の大希も後でこっそり聞くと「ビビった…」と言ってました。残念ながらこの2本負けで敗戦が決定してしまいました。

 大将:颯太郎  メ-コメ 長谷川
 勝負が決まっていたので、「自分の剣道がどこまでできるか、気合いを入れて思い切り勝負してこい」と監督よりアドバイスがありました。序盤、出小手をくらってしまいましたが、鍔迫り合いからの離れ際に思い切り打った颯太郎の面が見事に決まり面あり、最後はものすごい面をもらって負けてしまいましたが、1本取れたことは自信になったと思います。

 富剣チームは2回戦も厳心館(茨城)に小学生の活躍で勝ちましたが、中学生が二人そろってあっと言う間に負け…乗り切れません。
試合後、不甲斐ない試合内容の中学生に監督の啓憲先生から闘魂注入が!

 3回戦は忍野剣心会(山梨)との対戦、ここでも小学生が3勝し勝負が決まった後、闘魂注入の後の中学生の試合に期待したのですがまだ、今ひとつ乗り切れません。
絶対に中学生勝負になってくる今後の試合に不安が残ります。

 4回戦は神奈川の強豪、光武館との対戦。先鋒は動きよく2本取って勝利したものの、次鋒1本負け、中堅、副将引き分けで、勝たなくてはいけない大将戦に…、
終盤までよいところ無くあきらめかけた終了間際に相手が打って出たところに、タイミング良く小手がきまり大逆転勝利!!
監督もほぼあきらめていた…と後で言っていました。

 5回戦はコート決勝となり、結城尚武館との対戦。

 先鋒 一真   ―メ  牧野
 お互いに動きが良く責め合いましたが、一回だけ止まってしまった一真の一瞬の隙を牧野選手が見逃さず面を決め1本負け

 次鋒 菜緒   -   市川
 お互いに攻めきれず引き分け

 中堅 堅太   -メ  海宝
 強気で勝負と監督からの激励がありましたが、相手の方が攻め勝ち出遅れ気味になったところに面を決められ一本負け

 副将 聡太郎  コ-ココ 小林
 ここが踏ん張りどころでしたが、踏ん張りきれず…小林選手(女性)に見事な出小手を2本決められチームの負けが決定しました。

 大将 智康  メ-メメ 宮本
 立ち上がりの初太刀に、思い切り飛び込んだ面が見事に決まり1本先取するも、その後は相手に攻めまくられ
2本返されて負けてしまいました。

残念ながら、コート決勝ベスト16で負けてしまいました。しかし、この強豪道場揃いで全国大会の上位に進出した経験のある選手が多数出場する大会での、初出場ベスト16(努力賞)は立派だと思います。

今回の大会では、強豪道場の試合を見てみんな大変良い勉強をすることができました。

特に中学生は自分たちとの差がはっきりわかったこと思います。
指導者も課題がたくさん見つけることができました。
強豪道場の仲間入りできるようまた、力を合わせて頑張って稽古に励みましょう!!

また、6月に行われた境大会の低学年の部決勝で対戦した東京の強豪道場の萌木剣道教室の根本善士将先生との出会いがありました。
今回は直接の対戦はありませんでしたが、この出会いを大切にさせていただき仲良くお付き合いさせていただきたいと思います。
子供の指導のことなどを楽しくお話しさせていただきありがとうございました。機会がありましたら是非胸をお借りしたと思います。
今後もよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、今回の大会の運営に当たられた昭島中央剣友会の皆様、大変お世話になりました。
また、今回は田舎の小さな道場である富剣をお誘いいただきありがとうございました。
是非来年もお誘いいただければ光栄に思います。
よろしくお願いいたします。

大会結果速報
優勝 東松舘剣道部スポーツ少年団

準優勝 東松舘道場

第三位 昭島中央剣友会E 千束剣友会

敢闘賞 萌木剣道教室 総和剣道クラブ 結城尚武館 昭島中央剣友会A

努力賞 荏原警察署少年剣道部 金龍舘道場 静岡尚道館 境剣友会 柏武道館 富岡町少年剣道団 正栄館磯部道場 鬼倉道場

東京118 埼玉24 神奈川17 山梨15 茨城27 群馬8 千葉14 長野16 栃木5 静岡7 福島5 合計256チーム参加の盛大な大会でした。

2010年2月14日 (日)

関東少年剣道大会結果

2月13日、14日の二日間、
茨城県結城市の鹿窪総合体育館で開催された関東少年剣道大会に参加してきました。
(13日は合同錬成会、14日に本大会が開催されました。)

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今回は富剣の小学生と富岡第1中学校が一緒に参加しました。
小学生の部は関東の強豪道場が集まる、中学生の部は各県の中体連新人戦のベスト8以上で県の推薦がないと出場できないレベルの高い大会です。

昨年、小学生の部で準優勝していたので、先輩達の記録に近づけるよう気合いを入れてのぞみました。結果は…

参加者 
小学生の部 監督:小林卓司 補員:佐藤愛実
先鋒:坂本一真 次鋒:原慧士郎 中堅:渡辺菜緒 副将:倉嶋倫子 大将;堀川堅太
(錬成会では、6人が順番で試合に臨みました。)

中学生の部 監督:藤原先生(富1中剣道部顧問)
先鋒:佐藤大希 次鋒:欠員 中堅:原聡太郎 副将:原田豪 大将:佐藤智康
(錬成会では2回試合する者を作り対戦しました。)

13日錬成会では小学生は午前中に6試合行い、午後から4試合指定の回り稽古で試合をしました。
結果は初戦は全く準備運動ができなかったこともあり、動きが悪く惜しくも負けてしまいましたが他は負け無し、久しぶりにそろって調子が良く監督として満足のいく試合内容でした。
その後申し合わせで、茨城県の結城尚武館さん、境剣友会さん、岩手県の不動剣道スポーツ少年団さんと対戦させていただきました。
結果は本当にみんなの動きが良く予想以上の試合内容をしてくれ、3戦全勝!!監督びっくりの結果で明日もこの調子で頑張ろうと話し、錬成会を終えました。

中学生の富1中は選手層の無さから4人での参加でしたが、
尻上がりに良い試合内容となっていき、引率の啓憲先生から「申し合わせでどこかとやりたかったらお願いしてくるけど、どうする?」の問いかけに、選手が相談して「調子が上がってきたのでここでやめておきます。」の頼もしい返事が返ってきたとのことで終了となりました。

その日は昨年もお世話になった「結城ガーデン」に宿泊しましたが、なんと朝から降り続いていた弱雪が、雨になるだろうとの予想を裏切って本降りに、あっという間に雪景色に変わってしまいました。
おいしいボリュームたっぷりの食事をいただき、大きな風呂に雪景色をみながらみんなで入り明日への鋭気をやしないました。

大会当日、雪はやんでいましたが、路面は凍結しており慎重な亮輔先生の運転で会場入りしました。組み合わせをみると楽な試合は一つもありません。やっぱりレベルの高さを思い知らされました。小学生の初戦は1回戦がシードのため18試合目、中学生が6試合めでした。小学生は1試合目が午後となると予想ができたので、待ち疲れしないようにゆっくりしているようにと試合前に外で体を動かし素振りをすることの指示を出し開会式に臨みました。

中学生の試合結果
1回戦シード
2回戦 埼玉県の久喜中学校との対戦
先鋒:面を先制されるも返し胴で取り返しそのまま引き分け
次鋒:不戦敗で相手に2本
中堅:遠間から不用意に面に言ったところに出小手を打たれ先制されるも、その後厳しく攻め、面を2本取り返し勝利
副将:序盤に面を先制されるもねばって一本負け
大将:2本取って追いつく厳しい対戦となりましたが、しっかり攻めて面を先制し、もう一本の期待が持たれましたが、相手に出後手を打たれ負けが決定しました。

 欠員があり不戦敗が痛いこともありましたが、1本どこかで取っていれば、取られなければと思える試合内容だったので本当に残念な結果となってしまいました。

 小学生の部
 1回戦 シード
 2回戦 4-1 那珂湊若汐会(茨城)
 3回戦 4-0 小山警察道場(栃木)
 4回戦 1-2 境剣友会(茨城)
 先鋒:お互いに攻め合いましたがなかなか1本に繋がらない終盤、相手が攻めてきたところにすばらしい出鼻面が飛び出し面を先制。すぐに時間終了となり勝利
 次鋒:打ち合いの中で上手に出小手を打たれ先制を許すも、すぐに攻めて小手を返しもう一本と攻めまくりましたが時間切れ引き分け
 中堅:お互い攻めてはいましたが、決定打がなく引き分け
 副将:面を先制され、攻めまくりましたが、一歩及ばず一本負け
 大将:五分の大将戦でしたが、相手の方が落ち着いて試合を運び残念ながら負け
 4回戦ベスト16で負けてしまいました。試合は負けてしまい悔しい思いはありました
が、今回の2日間では、普段課題としていることが修正できてきており、稽古の内容も試
合の所々で出ていました。
結果は結果で反省はしなくてはいけないのですが、関東の強豪道場と互角に渡り合えた今後に繋がる良い試合内容でした。
監督からも「不断の稽古内容が出ていた。動きも良かった。ちょっとの差で負けたので、そのちょっとを今度は勝ちに結びつけられるように稽古しましょう。」と話がありました。

 最後になりましたが、今回錬成会、大会を運営してくださった結城市剣道連盟の先生方
には大変お世話になりました。また、錬成会、大会で対戦してくださった各道場の皆様大
変良い勉強になりました。ありがとうございました。
是非、来年もよろしくお願いいたします。

小学生の部
優勝  茨城県 日立電線日高道場
準優勝 千葉県 鬼倉道場
第三位 茨城県 境剣友会
第三位 茨城県 結城尚武館
敢闘賞 山梨県 山梨剣心館
    茨城県 いばらき少年剣友会
    福島県 草野スポーツ少年団
    千葉県 柏武道館
    
中学生男子の部
優勝  東京 関中学校
準優勝 茨城 総和中学校
第三位 茨城 阿見中学校
第三位 神奈川 神明中学校
敢闘賞 千葉 東京学館浦安中学校
    埼玉 大利根中学校
    東京 新宿中学校
    群馬 前橋七中学校
    
中学生女子子の部
優勝  茨城 総和中学校
準優勝 千葉 東京学館浦安中学校
第三位 茨城 戸頭中学校
第三位 神奈川 都田中学校
敢闘賞 茨城 阿見中学校
    栃木 松原中学校
    栃木 小山第三中学校
    茨城 茗渓学園中学校

2010年2月11日 (木)

第20回浪江町剣道スポーツ少年団錬成大会

平成22年2月11日 サンシャイン浪江において
「第20回浪江町剣道スポーツ少年団錬成大会」
が、開催されました。

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富少剣は、午前中の個人戦で

小学5年の部 
優勝   坂本 一真
準優勝  倉嶋 倫子

小学6年の部
優勝   堀川 堅太
準優勝  佐藤 愛実

中学男子の部
優勝   佐藤 智康
準優勝  原 聡太郎

中学女子の部
優勝   高木 真由

午後からの団体戦では
先鋒:堀川堅太
次鋒:坂本一真
中堅:渡辺菜緒
副将:原聡太郎
大将:佐藤智康 で出場し見事 優勝

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主催の浪江町の関係者の皆様、ありがとうございました。

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