平成19年7月24,25日に渡り、「第42回全日本少年剣道練成大会」が東京の日本武道館において開催されました。
小学生は23日朝6時25分富岡出発、高速バスを使って東京綾瀬まで。地下鉄に乗り継ぎ、根津駅下車。久々に晴れ渡った東京の暑さを感じながら、本日の宿舎である文京区本郷の「鳳明館 森川別館」へ。挨拶をすませ、宿に防具をお願いし、昼食へ。
昼食は、「東京大学の学生食堂」 あこがれの東大の学生さんにまぎれながらそれぞれおいしい食事をいただきました。ちなみに、冷し中華は400円でした。昼食後、みんなで東大赤門前で記念写真。
食事を済ませ、さてこのあと、どこに行こう? 決まったのは「東京タワー」 行けそうでなかなか行かない東京タワーにお母さん方もちょっと楽しそうでした。観覧展望台まで、階段を使って上った選手たち。暑かったけどいい思い出になったでしょう。
さて、翌25日(水)全国大会小学生の部、全国47都道府県プラス タイ国代表 参加総数548チーム。、2740名参加のもと開催。
富少剣は16試合場第14試合 対戦相手は白坪剣道愛育会(熊本)
先鋒引き分けから始まった対戦は、互角の代表戦!! 副将戦を二本勝ちした佐藤颯太郎が代表戦を戦いました。接戦でしたが、メンをとられ残念ながら初戦敗退。
一つでも上の試合に勝ちあがろうとしたこの全国大会でしたが、実力の均衡した対戦をとれず残念でした。
大会の最後、決勝戦
東レ居敬堂(愛知) Vs 明珠館道場(岐阜)
3勝1敗で明珠館優勝のすばらしい対戦を観戦し武道館を後にしました。
上野駅で、小学生の解散式を行い小学生選手たちは保護者と富岡への帰路に着きました。
25日の朝、(一日遅れて)出発した中学生は、小学生の第一戦を応援するには間に合いませんでしたが、武道館に向かい監督啓憲先生と合流し、小学生団体戦の上位戦を観戦し、上野駅で小学生を見送りました。
夕食に上野駅前で「焼肉食べ放題」でおなか一杯食べ、明日への鋭気を養いました。
また、明日試合ではありましたが、「いい思い出つくり」も大切なので、中学生のたっての希望で東京ドームシティ(後楽園遊園地)ですこーしだけ・・楽しみました。
翌26日(木)朝6時起床、6時40分出発で武道館入り。
中学生の目標、「まず、第一試合突破」を目標に頑張りました。
中学生は、第13試合場 13試合目 樹徳会(東京)との対戦。
先鋒高木2本勝ち、次鋒荒井1本負け、中堅阿久津2本負け、副将倉嶋引き分けの大将戦。
大将鈴木が1本先制、2本目を取り返されましたが、ねばりの勝負でもう1本取り、代表戦。 大将鈴木が、得意のメンを決め初戦突破!! チーム一丸となったいい試合でした。
続く二回戦、相手は長崎健武館(長崎)との対戦。
初戦同様白熱の対戦。先鋒2本負け、次鋒1本負け、中堅引き分け、副将1本勝ちで、またまた大将戦。メンを先制した鈴木、もう1本。と攻めましたが一瞬の引きメンを打たれ1対1の勝負。最後にメンを取り勝負には勝ちましたが、団体戦は2勝2敗1分 本数3-4で惜しくも敗退。 チームの作戦通りの大将につなぎ勝負をかける。作戦通りのいい試合でした。
また、この日は、中学生団体試合の前に、
「第32回 全日本選抜少年剣道個人練成大会」が開催されました。
各都道府県を勝ち抜いた、小学生個人65名、中学生個人63名の熱戦も行われました。
小学生福島県代表で出場した、吉田大輝選手(久之浜剣友会)は、1回戦西原選手(和歌山)を豪快なメン2本で勝ち上がり、続く2回戦茨城代表、3回戦福岡代表を破りコート1位、準々決勝で、平山選手(神奈川 輝神館三山道場) との対戦。接戦でしたが惜しくも破れましたが、堂々のベスト8入り。 個人戦敢闘賞のすばらしい結果でした。 おめでとうございました。
気温も高く、熱気あふれる、「熱い武道館」で精一杯試合できた選手たちご苦労様でした。
この敗戦をよく反省し、更なる飛躍を期待したいと思います。
団体戦小学生 中学生団体
優 勝 (岐阜) 明珠館道場 優 勝 (千葉) 柏武道館
準優勝 (愛知) 東レ居敬堂 準優勝 (大阪) 小曽根剣友会
第三位 (東京) 東松舘道場 第三位 (茨城) (財)勝田若葉会
第三位 (奈良) 南十津川少年剣道クラブ 第三位 (佐賀) 龍谷中学校
小学生個人戦
優 勝 (東京) 東松舘道場 佐々木陽一朗
準優勝 (福岡) 東野少年剣道教室 梅ヶ谷 翔
第三位 (茨城) 結城尚武館 宮本敬太
第三位 (神奈川) 輝神館三山道場 平山直輝
中学生個人戦
優 勝 (三重) 三重旺武道場 北川清太
準優勝 (宮崎) 延岡佐藤道場 横山周平
第三位 (佐賀) 龍谷中学校 西村慶士郎
第三位 (東京) 東松舘道場 長谷川 新
上位大会結果は、日本剣道道場連盟のHPに掲載されています。
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